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ヒロインに憧れてるけど目立つのは嫌い【HQ】
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各学校の監督やコーチも持ち場に戻って来てるからこれからまた再開するのかな。
腕時計を確認すると午前11時過ぎ
昼食を作る時間帯
私以外のマネージャーは落ち着き次第来てくれるからそれまでは武田先生と出来るところまで進めておく
合宿1日目だけは、私達マネージャー以外に作ってくれる人が来てくれる予定だったんだけど来れなくなったらしく1日目から作る事になったらしい
1日目から忙しい
武田「食堂は確か、ここですね」
雀田さんから事前に食堂の場所は教えて貰ってたから迷わずに来れた。
細長いテーブルに椅子が沢山並べられている
細長いから何人も対面して座る事になるなあ
私の苦手なやつ
食べる時は選手が食べた後にするか、マネージャーさん達と一緒に食べるようにしようかな
作るのはとんかつ定食
キツい練習して沢山身体を動かしてるしお昼はガッツリ食べて午後の練習も頑張って欲しいから
作る前にまずは手をしっかり洗って髪を結び、台所全体にアルコール消毒をする
やっぱり皆の胃の中に入るものだから、気を付けないとね。
武田先生はそれだけの事なのに「関心します」とか言って褒めてくれた
選手に何かあったらじゃ遅いから。
『武田先生、こっちお願いしてもいいですか?』
武田「はい!それにしても橘さん手際がいいですね」
隣にいる武田先生にキャベツのみじん切りを頼んで、豚肉を肉叩きで裏表軽く叩いて塩コショウを1枚ずつ付けていると驚いた顔をして手元を覗かれる
『そうですかね…?料理は基本的な事なら出来る方なんです』
武田「器用なんですね!」
料理をするのが物凄く好き!って訳では無いけど、自分で包丁を持てるようになってから家にある物で自炊してたから慣れたんだと思う。
何個目か分からない豚肉に塩コショウを振り終わって1枚ずつ小麦粉をまぶした後、卵、パン粉を付けて揚げていく。
最後の1枚を揚げ終えてお皿にキャベツとカツを盛り付けた。
後は選手達が来た時にお盆にちょっとしたお惣菜と白ご飯を乗せたら完成だ
清水「ごめんね、遅くなっちゃって」
雀田「もう終わちゃったかな!?」
ちょうど一段落ついた所に向こうも落ち着いたのか私以外のマネージャーが入ってきた
急いで向かってくれたのか多少呼吸も乱れている
『はい!今終わったところです』
武田「マネージャー仕事お疲れ様です!」
谷地「お手伝い出来なくてすみません!」
『全然…!』
皆暑い中、選手のサポートしてくれてたんだし私も武田先生と2人だったから全然苦じゃなかったんだし問題ないんだけどなあ
由佳「あの、ちょっとやばいので水貰ってもいいですかあ…?」
武田「田口さん顔色悪いですね…!水分補給しっかりとしましたか?」
由佳「自分より選手優先にしたので飲む暇なくてっ、、。手伝えなくてすいません!」
白福「今はそれ所じゃないよ、水飲んだ後ちょっと休んでたら?」
由佳「…はあい」
『!…』
白福さんから水を受け取って飲む由佳。
飲んだあとふらついて1人で立って居られないのか清水さんと谷地さんに支えられてる
そんなに体調悪そうにしてるのに
なんで私を見て笑ったの?
わざとしてるようにしか見えないのは私だけ…?