お名前を入れるとより楽しく読む事が出来ます
ヒロインに憧れてるけど目立つのは嫌い【HQ】
夢主設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
体育館の前で何も気にせず彼と話してたけど、休憩中なのを忘れてた。
全員ではないけど、何人かにやり取り見られてたみたいで恥ずかしいし緊張してしまう
やっぱり見られるのは慣れないし、目立つのは嫌いだ。
山口「あ、橘先輩居ないと思ったら白鳥沢の人と居る」
西谷「…なんだって?」
田中「
日向「橘せんぱ〜い!」
これ以上注目されるのは避けたい
と、思って置きっぱなしにしておいた洗濯カゴを手に持つ。
タイミングが良いのか悪いのか
山口くんの呟きが聞こえていた烏野メンバーは大きな声で私を呼んだ
西谷くんと田中くんに関しては隣にいる彼に喧嘩売ってるし
日向くんは手を振りながらこっちに来ている。ついでに影山くんも。
澤村先輩は止めようと怒鳴ってるし、いろいろと凄い
烏野って、今回合宿に参加してる学校と結構関わりを持ってるみたいだから他のチームも反応する訳なんですよ
五色「俺の方が勝っている!」
『すみません、気にしなくていいので…。取り敢えず水分補給しっかりして下さいね』
対抗してるのか分かんないけど、見下している彼
話してただけなのに、横からあんな事言われたら誰でも嫌だよね
正確には話してたって言うより飴玉を見つめてた彼に笑ってただけなんだけど…。
でも怒ってるってよりかは自慢げに笑ってるって言う方がしっくりくるかも。
日向くんと影山くんが来る前に、謝ったあとすぐ彼の背中を押した。
当然、びっくりしてたけど「ドリンクありがとうございました!」とだけ言って白鳥沢の元へ戻って行った。
ああ、青葉城西の主将とか音駒の主将とかめっちゃ見てる
2人とも怖すぎる。
本人達からしたら普通の顔で見てるんだろうけど私から見たら目付きも鋭く見えちゃう
背が高いって言うのもあるかもしれないけど。
日向「先輩俺のレシーブ見ました!?」
影山「まぐれだろうが。」
『私今日あまり此処に顔出せてないから見れなかった、ごめんね。』
2人が走って来てる時はやめて!って思ったけど視線のやり場に困ってたから助かった。
日向「そう言えばさっき、なに話してんですか?」
別に言うほどの事話してないんだけど、そんなに気になるのかな
『特にはないけど…。』
影山「でもあの1年WS、嬉しそうだったじゃないすか」
2人して真剣な顔しなくても…。
それより白鳥沢の彼は思った通り1年生だったんだ。
『十分休憩出来てなさそうだったから、飴あげただけだよ』
「「飴…!」」
飴という単語を聞いて目を輝かせる日向くんと影山くん
だからただの飴だよ。
欲しそうな顔してたから、一つずつあげるととても喜んでた
もう小さな子供みたいに。
生まれてくるのが1年しか変わらないのに不思議だ。