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ヒロインに憧れてるけど目立つのは嫌い【HQ】
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主将とマネージャーは名前だけでも知っとかないと後々都合が悪いので、挨拶という名の自己紹介をするみたい。
各自学校の前に対面で立つ
烏野は一番端なので順番的に最後だからまだマシだけど、真ん中だったら終わってた。
喋ってない時でも誰かの視線に入ってしまうから。
端だからと言って、緊張している心情は和らぐことはないけど…
白福「梟谷マネージャーの白福雪絵で〜す」
雀田「同じく、梟谷学園マネージャー、雀田かおりです」
梟谷から挨拶が始まった。
あんなに冷静で言えるのが羨ましい
何度も合宿をしてるみたいだから慣れてるって言うのもあるんだろうけど
どうしても人前に立つと、震えちゃうし上がっちゃう
私より下にある視線が一気に集まった時なんて赤面症からは逃れられない。
及川「青葉城西主将の及川徹でーす」
さっき、苦手だと思った人。
マネージャーと主将で集まった時も緩い感じだったけど誰の前でも関係なくあんな風なんだ…
語尾の最後に星のマークがついてそうで、チャラそうな雰囲気。
さぞ学校でモテてるんだろう
清水「烏野高校3年マネージャー、清水潔子です」
谷地「烏野高校1年、谷地仁花です!よろしくお願いします!」
梟谷マネージャーの雀田さんと白福さんの時もそうだったけど、清水さんの番になってから座ってる選手達がザワついている
「やっぱ何回見ても可愛い」
「綺麗だよなー」
意識してなくても会話が耳に入ってくる。
女の私だって綺麗だって思うんだから男子から見ても当然その反応になるよね
由佳「烏野2年マネージャーの田口由佳です!よろしくお願いします!」
もう由佳の番。
笑顔で人柄良さそうに挨拶してるけど、内心どんな事思ってるんだろう
隣の由佳から私に移ろうとしている視線が下を向いてても分かる
人と目を合わさないように極力頑張ってたけど、挨拶くらいは顔を上げて言わないと失礼だよな
何も言う事考えてなかった。
今物凄く、早い心臓の音を感じたくない
その音を聞くと、余計に緊張しちゃうから…。
ドックン、ドックンと心臓が動いて胸に響きを与えている。
その響きが身体中に感じて広がってしまったら、もう深呼吸をしてもすぐに治まることはない
『烏野高校のマネージャーをしてます2年の橘夢主です。よろしくお願いします』
軽く礼をした後、平常心を保つように必死だった。
愛想よく笑顔で言った方が絶対に選手から見ても印象はいいんだろうけど、緊張してるのに笑顔なんてつくれない。
本当は、『初めての合宿なので迷惑をかけるかもしれませんがサポート出来るように頑張ります!』とか言いたかったけど私にはまだまだレベルが高かったようだ。
珍しく赤面症にもならなかったし、噛まなかったから私からしたら上出来上出来…
***
選手達の大印象
「え、可愛い」
「新マネ?梟谷もだけど烏野マネちゃんず強え」
「さっきチラッと見たけど、やっぱすげぇ美人」