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ヒロインに憧れてるけど目立つのは嫌い【HQ】
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話しかけてくれた子の名前を聞くと田口由佳というらしい
そう言えば自己紹介の時言ってたな
緊張し過ぎてあんま覚えてなかったけど
由佳ちゃんは黒髪セミロングの黒目で、下ろしている髪は艶がかっていてとても彼女に似合っていた
笑うと八重歯が口から覗いてえくぼが出来る。身長は私よりも低くて、多分150cmないだろう
男子からしてみれば守ってあげたくなるような小動物感
女の子らしいと思った
顔には薄く化粧もしてるし…
由佳「後で夢主ちゃん、自己紹介カード渡すね…」
自己紹介カード
そういうのあったなあ
友達を作るためにわざわざ買いに行ったのかな?
そう思うと、可愛らしい
何かきっかけづくりになるように準備してるとこ好感もてる
取り敢えず、友達になれたみたいだ
これからは席も前後だし沢山喋れるしお弁当も一緒に食べれるかも
「はい集合ー!」
タイミングいい
もうそんな時間になったのか
先生に気おつけ、例、ありがとうございましたと挨拶が終わると制服に着替えて教室に戻る
その途中で後ろから小っこいのが、ちょんちょんと私の制服を引っ張った
『あ、由佳ちゃん』
由佳「一緒に行こ」
私は友達になれたと思ってたけど、由佳ちゃんはどうなのかなって思って声はかけなかったんだよね
そっか。
これはもう向こうも私の事友達だと思ってくれているって事でいいのか
教室に戻ると席に座った瞬間に由佳ちゃんから自己紹介カードを貰った。
クマの模様が描かれている
なんて女の子らしいデザイン
由佳ちゃんが選ぶのもわかる
可愛い
これはまた時間がある時に書こう
お昼休み
私は前の席にいる由佳ちゃんの肩をトントンと叩いて「一緒にご飯食べよう」と誘った。
由佳ちゃんは断る事もなく笑顔で頷いた
今日のお昼ご飯はお母さんが早出だから作る事が出来ないからって事で昨日買ってきてくれていた小倉パン
バターと小豆の相性よくて美味しいだよなー。考えた人誰なんだろう
由佳「あんことか小豆って美味しい?」
『うん、めちゃくちゃ美味しい。私は好きだよ』
由佳「そうなんだ、由佳は甘い物とかあんま得意じゃないんだよね」
ほお、甘い物があんまり好きじゃないと
勿体ない
って由佳ちゃんって自分のこと名前呼びなんだ。これも個性って感じで可愛いらしいな
見た目は甘い物好きそうなのに、なんか意外だった。