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ヒロインに憧れてるけど目立つのは嫌い【HQ】
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放課後、マネージャーの事について今年に新しくバレー部の顧問になった武田先生と主将の澤村先輩に聞くために先に体育館に行って待っていた。
待っている間は、しっかりとネットを張ってモップがけをしてタオルを畳んでと準備していた
その途中で清水さんが来て「一人でさせてしまってごめんね。」と申し訳そうな顔をして謝ってきた
別に全然いいのに
私が早く来すぎただけで、清水さんは遅刻したわけでもないんだから
ほんといい人だな。
そうだ、マネージャーの件
清水さんにも言っとこうかな
そう思って声をかけようとすると、先に清水さんが口を開いた
清水「そうだ。マネージャーの件ね、一年生でしてくれそうな子が見つかったの。」
『…え、そうなんですか?』
清水「うん。まだ確定ではないんだけどね」
見つかったのか。
由佳の事を言おうと思ったけど、少し戸惑った
一人マネージャー候補が見つかったのに由佳の件の事も言ったらそんなにマネージャーは要らないと言われるかもしれないと思ったから
そう返ってきたら、由佳になんて伝えたらいいんだろうって。
新一年生の影山くんや日向くん、月島くん、山口くんが入ってきて烏野は確かに強くなってきてる
けど、まだどこに行っても名の売れた現強豪のバレー部でもない。昔は強かったらしいけど
人数も他と比べて少ない方だし…。
それなのに4人もマネージャーが必要か?って言われたらそれは、足りてるってなると思うし
こればっかりは私が決めることじゃないからどうなるかわかんないけど。
部活が終わった後にでも言おうと決めて、ズルズルと引きずった挙句、結局言えずに終わってしまった
明日由佳になんて言おう。
言うの忘れてた?
言おうと思ったけど言うタイミングがなかった?
はあ、どっちみち謝ろう
***
次の日になり学校について教室につくと、由佳は私の顔を見て分かりやすく期待したような顔をした
そんな期待されても、、。
なんか申し訳ない
由佳「部活の、どうなった?」
『それが―――』
昨日の事を話すと由佳は「そっか。」と落ち込んだ
でも数分経つと「自分で顧問の先生に聞きに言ってみる」といつもの調子に戻った
『ほんとにごめん。役にたてなくて』
由佳「全然!由佳もごめんね。由佳の事なのに押し付けちゃって」
こういう由佳のちゃんと謝れるところ、好きだな。