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ヒロインに憧れてるけど目立つのは嫌い【HQ】
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まず先にマネージャーが来てする事はネットを組み立てる事、ボールや得点板を出す事、ドリンクを作る事、等など大まかな流れを教えて貰った
部員の皆が集まると、清水さんが私の事を紹介してくれて「橘夢主1年です。お願いします」と頭を下げた
まだ入部した訳じゃないけど、これからする予定だしこの挨拶で間違ってないよね
「お願いしますー!」と返ってくるとそれぞれ準備運動やらしてネットに立ち始めた
そういえば監督は「終わる頃になったらまた呼びに来てくれ」とか言って体育館から出ていったけど、そんなテキトーでいいのかな。
監督いう役目をあのヒトに被せただけじゃん
清水「夢主ちゃん、折角だから一緒にしてみる?あ、マネージャーの経験とかあったりするかな?」
『はい、お願いします!マネージャーの仕事をするのは初めてです』
清水「そっか、じゃあ私と同じだね。私も最初は初めてで何も分からなかったけど覚えれば簡単だから心配しなくてもいいからね」
へえ、清水さんもマネージャー経験全くなかったんだ。
皆の為に一生懸命勉強したんだろうな
学力勉強の時間だって必要だろうし、それに加えてバレーの事も勉強してるっていうのに、私が簡単にそれを教えて貰って良いのだろうか
迷惑かけられないし、帰ってから私もバレーの事勉強しよう。
清水「タオルは基本洗濯して乾いたら出すんだけど今日は済ませてあるからあとはドリンクかな」
清水さんはスクイズボトルを籠に入れて「ドリンク作りに行こうか」と歩き出した
1人じゃ持つの大変そうだったから「大丈夫ですか?持ちましょうか?」なんて言うも「このくらい平気だよありがとう」と見事に返されてしまった
そうなんだよな
だいたい言っても断られるんだよなあ、こういう時って。
でも私の場合は手伝い出来ないと嫌なんだよね。私に仕事を下さい
なんなら、部員の人達と話す暇もないくらいの仕事を下さい
雑用でもなんでもしますから…って感じなんだけど本音は。
あー、ダメだダメだ
また私の悪いとこ出ちゃってるよ
そう思い出したら、憧れていたあの光景にはたどり着く事が出来ない
だってそう思うって事は人と関わりたくないって思い出してるわけだからなあ
部員の皆と帰りながら肉まんを食べたいんです私は。
でもさっき挨拶した感じ、清水さん以外に自分から話しかけれるような人はいないし、、。
なんなら親しくないし
もう既に詰んだのでは?