止まり木はいずこ?
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朝。夢を見ることも無く朝を迎えた。
昨日走り回って疲れたからかな?
休日も同じ時間に起きるようにしているせいか、目覚ましも鳴りいつも通りの時間に起きることができた。
携帯を手に取り、会社に連絡をする。
『、、、もしもし。おはようございます。』
『、、、はい、お休みをいただきたくて、、、』
声が震えそうになる。
昨夜夕食後に前もって決めておいた言い訳はこうだ。
私には都会近くの県に行った兄がいる。
その兄が危篤で、色々できるのが私しかいないから休み中に来てしまったというものだ。1週間内が峠なので、一週間ほどお休みをいただきたいと。また、もし亡くなってしまった場合さらにおやすみをもらうかもしれないということ。
(、、、あっ、どもってしまった。
、、、えっ?そんなこと、、、
うぅ、どこ病院て、、、)
「、、、すみません!佐藤さん!お兄さんの容態が急変して、、、!」
ビクッ!!!!
思わず、声が出なくなってしまう。
はくはくと口が開いたり、閉じたり。
静かな夜明けの部屋にいきなり大きな声が響くとあれば、、、びっくりしない方がおかしい。それに、昨日影に追いかけられたばかりだ。警戒もする。
振り返り、声の主を探す。
後ろから声をかけてきたのは、開けられたふすまによりかかる、谷さんだった、、、
「、、、佐藤さん!すぐに来てください!」
『、、、あっ、す、すみません!行きます!
、、、すみません行かなきゃ行けないんでまた後日説明させていただきます!!』
電話を切ると、谷さんが部屋の中へ入ってくる。
「、、、大丈夫か?」
『あ、はい、、、すみません。ありがとうございました。助かりました。』
「、、、いや、無断で開けてしまってすまない。困っているようだったとはいえ、襖越しでも話せたはずなのに、、、」
『いえいえ、多分この方がリアリティがありますから、、、
、、、むしろ、私がすみません。神様に嘘をつかせてしまうなんて、、、』
「、、、、、、、、、」
(、、、やっぱり神様だし、嘘とかは嫌なのかな?)
「、、、いや、気にしなくていい。
、、、言っただろう?元人間だったと。
人間がどんなものかはわかっているつもりさ。」
そう苦笑する神様は、思わずみとれてしまうくらい美しかった。
朝食を食べ終えた私たちは、谷さんの早めにした方がいいだろうと言う鶴の一声で、仮契約をすることにした。
「、、、すまないな、やる予定がなかったものだから、手順がうろ覚えで、、、」
『いえいえ、本当にここまで良くしていただいたんですから、何も言えないですよ。しっかり、ゆっくりやりましょう。』
「、、、ありがとう。、、、あ、それはもう少し右にばらまいてくれ。」
『はい。』
彼の言うありがとうは、やっぱり私にはとても心地がよい。
(、、、これ心の結び付き強固フラグじゃね?というかどうやって結びつき強くなるんだろ?自動?後で聞かないと、、、、。
5日間かぁ。たった数日でもこんな美人さんと一緒に居れるし、仕事は休みだし、なんかしないと申し訳ないと言ったら巫女さん的なことをさせてくれるって言ったし、、、主に掃除や洗濯とかだけど。
一夜の夢のようなものだ。せっかくだし、こんないい夢見れることほんとに見る夢でもなかなかないんだから楽しもう。)
そんな風に考えた私を、3日後の私は殴りたくなる。
「あぁ、やっと、、、、、」
