君とふたりで
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『やったな相棒』
「そうだな相棒」
『新作の実験は成功だ』
「大成功とはいかなかったけどな」
『言うなよ相棒』
ニヤリと笑う二人の視線の先には混乱したフレッドとクィレル先生。
ついとなる2つの薬を一つづつ誰か二人が飲む。
すると、たちまち二人の中身が入れ替わる。
別のいたずらのために薬を開発していたら偶然出来てしまったのがこれで、もう2週間も前の話だ。
少々の開発を重ね、安全性を確かめていたら2週間も経ってしまった。その間はいたずらが出来なかったが、それだけの価値がある。将来、自分らの店を持つなら是非ともほしい。
数時間前、、、
「薬だとバレないように食品に注入出来るようにしたけど、、、何に入れようか?」
「林檎なんてどうだい?まるで白雪姫じゃないか」
「いいね、名前は、、、''シャップル''なんてどうだい?」
「良いネーミングセンスだ相棒」
「照れるだろ相棒」
「「さあ、行こうか」」
『クィレル先生こんにちは』
「Missセレスティアこんにちは」
『先生はこれからどちらへ?』
「自分の部屋へ。先程までは気分転換に歩いていただけですよ。Missセレスティアは?」
『同じくそんなところですが、、、一緒にお茶でもしませんか?』
「良いですね、そろそろおやつの時間ですし。最近良い茶葉を何種類か仕入れたので、飲み比べなんてどうでしょう?」
『飲み比べ!
良いですね!行きましょう!』
コソコソ
「相棒、良いターゲットがいるようだ」
「そうだな相棒、行くか」
「おう」
「おや、これはこれは」
「セレスティアと」
「クィレル先生ではないですか」
「「奇遇ですね」」
『?フレッドとジョージ、どうかしたの?』
「「お茶をすると聞いて。」」
「紅茶に合う、良いものがあるのさ」
「コーヒーでも合うぜ」
『?なにがあるの?』
「「林檎さ」」
そう言って二人はかごいっぱいの林檎を取り出す。
「真っ赤に熟れた林檎は」
「お茶にピッタリ」
「それに」
「「真っ赤な様子の初々しい二人にピッタリさ」」
『クス、何言ってるのよ、もう。
一ついくらで売ってくれるのかしら?百万ガリオン?』
「いやいや」
「初々しい二人から」
「そんなもの貰うわけに行かないさ」
『でも、、、』
「じゃあ、美味かったら美味いって言ってくれ」
「美味そうに食ってくれたらこっちは心いっぱい」
「そっちはお腹いっぱい。名案だろ?」
「「さあ、召し上がれ」」
『え、今食べるの?』
「林檎はいくつかあるから、今少し食べたところで問題ないさ」
「さあ、クィレル先生も」
「、、、」
『?先生食べないの?』
「いや、、、」
ちっ、これは感ずかれてるか?相棒?
そうっぽいな、相棒
アイコンタクトをする。
「先生、いくらいたずら好きな俺らでも、初々しい二人になにかするほど野暮じゃないですよ
」
「そうそう」
『先生、折角だから頂きましょうよ』
そうセレスティアに言われても首を縦に振らない先生。
仕方がないか、相棒
そうだな相棒
「「先生、じゃあ俺らも同時に食べるよ、それなら良いでしょう?」」
「、、、まあ、それなら、、」
それじゃ、手に持って、、、
『「「「頂きます」」」』
サクッ
『「、、、え?」』
「、、、やっちまったな相棒」
『そうだな、相棒』
「、、、ええーー!!!!め、目の前に、じ、自分が、、、」
そして、冒頭へ戻る。
「そううろたえるなよフレッド」
『そうだぞ、俺』
「、、、あなた達という人は、、、」
『「おやおや、先生ご立腹かな?」』
『先生、、、叱る?』
涙目をして上目遣いで見上げる相棒。
中々の演技力だ。
しかし、効果は今一つなようだ。
「馬鹿なことをしていないでさっさと元に戻しなさい」
『怒気を含んだ声で叱られちゃ、ほんとに涙目になっちまうぜ』
そう言って涙を引っこめる。流石だ相棒。
「しかし、元に戻せと言われても」
『解毒剤なんて作ってないさ』
『「いらないからね!」』
「そのくらい作っておきなさい!」
少々厳しめの声で叱られる。
『「おお、怖い怖い」』
「ちょ、フレッド!ジョージ!このままじゃ先生とお茶できないじゃない!それに授業とか、、、元に戻してよ!」
『セレスティア』
「心配いらないさ」
『そう』
『「効果時間が決まってるからね」』
「ほんと!?いつまで、、、?」
「ざっと、、、」
『2時間だな』
「ええ、、、そんなに?」
「これでも短くしたんだぜ?」
『最長二日だったからな』
「う、ほんとに、、、?」
「ああ」
『まあ結局、入れ替わってても誰にも気付かれなかったけどね』
『「さて、新商品シャップル。お味はいかが?」』
「酷いわよ!もう!」
「こんな相棒見るのは初めてだ、中々強烈だな、、、」
『言うなよ相棒、俺も中々ショック受けてるから』
「、、、なら、初めからやらないことですね」
はぁ、とため息をつくクィレル先生。
「これ以上何が起こるかわからないので様子を見ます。とりあえず、、、グリフィンドール5点減点。」
『「えー!!先生、そりゃないぜ!」』
「これくらい当然でしょう!中身を入れ替えるだなんて、、、どれだけ負荷がかかるかわからないですし、ましてや男女を入れ替えるなんて!初めは私とMissセレスティアを入れ替えさせようと考えていたんでしょう!?」
『「、、、すみませんでした」』
「全く、、、」
「まあまあ先生、それくらいにしましょ。二人も反省してるみたいですし。」
「、、、Missセレスティアは甘すぎます。適正によっては死に至らないとも限らないのですよ?」
「結果死んでないんですから良いじゃありませんか」
そう言ってカラカラ笑うセレスティアはいつもみんなに優しい。
まあクィレル先生に対しては、なーんか違う優しさがある気がするけど。なんて考えていると、、、
「はぁ、とにかく、様子を見るために全員私の部屋へ来てください。あと、フレッド、ジョージ」
『「はい」』
「その林檎は没収です。あと、二度と作ってはいけません。口頭で聞かない場合は、、、無理矢理作れないようにしても良いのですよ?」
『「、、、はい、すみませんでした」』
「よろしい。では、行きましょうか」
この後、元に戻るまで少し緊張したお茶会が開かれた。元に戻ってからは早々に部屋を追い出されたので先生とセレスティアのその後は知らないけど、、、
「怪しいな相棒」
「そうだな相棒」
「だけどあれは、、、」
「「触らぬ神に祟りなし」」
「だな」
「次は何しようか相棒?」
「結局作ろうと思ってた、頭から花が生えるなんてどうだろうか?」
「いいね、シャップルが出来ちゃったのはあれを刻んだから良くなかったわけで、、、」
「そうだな相棒」
『新作の実験は成功だ』
「大成功とはいかなかったけどな」
『言うなよ相棒』
ニヤリと笑う二人の視線の先には混乱したフレッドとクィレル先生。
ついとなる2つの薬を一つづつ誰か二人が飲む。
すると、たちまち二人の中身が入れ替わる。
別のいたずらのために薬を開発していたら偶然出来てしまったのがこれで、もう2週間も前の話だ。
少々の開発を重ね、安全性を確かめていたら2週間も経ってしまった。その間はいたずらが出来なかったが、それだけの価値がある。将来、自分らの店を持つなら是非ともほしい。
数時間前、、、
「薬だとバレないように食品に注入出来るようにしたけど、、、何に入れようか?」
「林檎なんてどうだい?まるで白雪姫じゃないか」
「いいね、名前は、、、''シャップル''なんてどうだい?」
「良いネーミングセンスだ相棒」
「照れるだろ相棒」
「「さあ、行こうか」」
『クィレル先生こんにちは』
「Missセレスティアこんにちは」
『先生はこれからどちらへ?』
「自分の部屋へ。先程までは気分転換に歩いていただけですよ。Missセレスティアは?」
『同じくそんなところですが、、、一緒にお茶でもしませんか?』
「良いですね、そろそろおやつの時間ですし。最近良い茶葉を何種類か仕入れたので、飲み比べなんてどうでしょう?」
『飲み比べ!
良いですね!行きましょう!』
コソコソ
「相棒、良いターゲットがいるようだ」
「そうだな相棒、行くか」
「おう」
「おや、これはこれは」
「セレスティアと」
「クィレル先生ではないですか」
「「奇遇ですね」」
『?フレッドとジョージ、どうかしたの?』
「「お茶をすると聞いて。」」
「紅茶に合う、良いものがあるのさ」
「コーヒーでも合うぜ」
『?なにがあるの?』
「「林檎さ」」
そう言って二人はかごいっぱいの林檎を取り出す。
「真っ赤に熟れた林檎は」
「お茶にピッタリ」
「それに」
「「真っ赤な様子の初々しい二人にピッタリさ」」
『クス、何言ってるのよ、もう。
一ついくらで売ってくれるのかしら?百万ガリオン?』
「いやいや」
「初々しい二人から」
「そんなもの貰うわけに行かないさ」
『でも、、、』
「じゃあ、美味かったら美味いって言ってくれ」
「美味そうに食ってくれたらこっちは心いっぱい」
「そっちはお腹いっぱい。名案だろ?」
「「さあ、召し上がれ」」
『え、今食べるの?』
「林檎はいくつかあるから、今少し食べたところで問題ないさ」
「さあ、クィレル先生も」
「、、、」
『?先生食べないの?』
「いや、、、」
ちっ、これは感ずかれてるか?相棒?
そうっぽいな、相棒
アイコンタクトをする。
「先生、いくらいたずら好きな俺らでも、初々しい二人になにかするほど野暮じゃないですよ
」
「そうそう」
『先生、折角だから頂きましょうよ』
そうセレスティアに言われても首を縦に振らない先生。
仕方がないか、相棒
そうだな相棒
「「先生、じゃあ俺らも同時に食べるよ、それなら良いでしょう?」」
「、、、まあ、それなら、、」
それじゃ、手に持って、、、
『「「「頂きます」」」』
サクッ
『「、、、え?」』
「、、、やっちまったな相棒」
『そうだな、相棒』
「、、、ええーー!!!!め、目の前に、じ、自分が、、、」
そして、冒頭へ戻る。
「そううろたえるなよフレッド」
『そうだぞ、俺』
「、、、あなた達という人は、、、」
『「おやおや、先生ご立腹かな?」』
『先生、、、叱る?』
涙目をして上目遣いで見上げる相棒。
中々の演技力だ。
しかし、効果は今一つなようだ。
「馬鹿なことをしていないでさっさと元に戻しなさい」
『怒気を含んだ声で叱られちゃ、ほんとに涙目になっちまうぜ』
そう言って涙を引っこめる。流石だ相棒。
「しかし、元に戻せと言われても」
『解毒剤なんて作ってないさ』
『「いらないからね!」』
「そのくらい作っておきなさい!」
少々厳しめの声で叱られる。
『「おお、怖い怖い」』
「ちょ、フレッド!ジョージ!このままじゃ先生とお茶できないじゃない!それに授業とか、、、元に戻してよ!」
『セレスティア』
「心配いらないさ」
『そう』
『「効果時間が決まってるからね」』
「ほんと!?いつまで、、、?」
「ざっと、、、」
『2時間だな』
「ええ、、、そんなに?」
「これでも短くしたんだぜ?」
『最長二日だったからな』
「う、ほんとに、、、?」
「ああ」
『まあ結局、入れ替わってても誰にも気付かれなかったけどね』
『「さて、新商品シャップル。お味はいかが?」』
「酷いわよ!もう!」
「こんな相棒見るのは初めてだ、中々強烈だな、、、」
『言うなよ相棒、俺も中々ショック受けてるから』
「、、、なら、初めからやらないことですね」
はぁ、とため息をつくクィレル先生。
「これ以上何が起こるかわからないので様子を見ます。とりあえず、、、グリフィンドール5点減点。」
『「えー!!先生、そりゃないぜ!」』
「これくらい当然でしょう!中身を入れ替えるだなんて、、、どれだけ負荷がかかるかわからないですし、ましてや男女を入れ替えるなんて!初めは私とMissセレスティアを入れ替えさせようと考えていたんでしょう!?」
『「、、、すみませんでした」』
「全く、、、」
「まあまあ先生、それくらいにしましょ。二人も反省してるみたいですし。」
「、、、Missセレスティアは甘すぎます。適正によっては死に至らないとも限らないのですよ?」
「結果死んでないんですから良いじゃありませんか」
そう言ってカラカラ笑うセレスティアはいつもみんなに優しい。
まあクィレル先生に対しては、なーんか違う優しさがある気がするけど。なんて考えていると、、、
「はぁ、とにかく、様子を見るために全員私の部屋へ来てください。あと、フレッド、ジョージ」
『「はい」』
「その林檎は没収です。あと、二度と作ってはいけません。口頭で聞かない場合は、、、無理矢理作れないようにしても良いのですよ?」
『「、、、はい、すみませんでした」』
「よろしい。では、行きましょうか」
この後、元に戻るまで少し緊張したお茶会が開かれた。元に戻ってからは早々に部屋を追い出されたので先生とセレスティアのその後は知らないけど、、、
「怪しいな相棒」
「そうだな相棒」
「だけどあれは、、、」
「「触らぬ神に祟りなし」」
「だな」
「次は何しようか相棒?」
「結局作ろうと思ってた、頭から花が生えるなんてどうだろうか?」
「いいね、シャップルが出来ちゃったのはあれを刻んだから良くなかったわけで、、、」