ぽっきーげーむ
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今日はポッキー&プリッツの日!!!
この日は……記念日を口実に合法的にポッキーゲームができる日……!!!
え?違う??そんなことはどうでもいい……!!!!
下心満載でゲームに誘ってやる……!!
「クイーンさん!ポッキーゲームしましょ!」
リビングでゴロゴロしているクイーンさんにポッキーを持って話しかける
「?なんだい?そのゲーム?」
案の定、退屈そうにしていたクイーンさんは異国の未知の娯楽の話題にくいついてくる
「ポッキーの端と端を食べあって、相手より多く食べれた方が勝ちってゲームです!!やりませんか??」
下心満載なので……ちょこっと勝敗についてはルールを弄らせて貰ったよ……
ふふ……我ながら上出来だと思う……
にやけそうな顔を出さないように全神経を集中させながら言う
「ふーん…いいよ、やろうじゃないか!」
よっしゃ!!!!!釣れた!!!!!
ありがとう世界!!!!!
「なら、まず私から口に入れたらクイーンさんもくえてください!
その時点で始まりますから!」
嬉しさで手が震えそうになるのを堪えて、ポッキーをとり、クッキー部分をくわえてクイーンさんの方を向いた
「じゃあ、いいかい?……いくよ?」
そう言うクイーンさんが、一瞬、妖美に笑ったように見えた
そして、クイーンさんは
自身の髪の毛を耳にかけながら、チョコの端をくわえるのではなく、一気に口に含んだ
彫刻のような白い肌が、白銀の髪が、ムーンストーン色の瞳が、真っ白な唇が、吐息がかかりそうな、今にも触れてしまいそうな距離に近づいてきて
そして、ポキッと軽い音がした
…………ポキッ????
その音がポッキーの折れる音だと気づいた頃には
「ふふっ名無くん、油断したね?始まったと同時に一気に食べなきゃ負けてしまうだろう?
今回は私の勝ち!」
チョコ部分だけを綺麗に折って美味しそうに食べているクイーンさんが、
したり顔でこちらを見ていた
顔が…顔が…一気に…しんぞうが…心臓が持たない……心の準備が……口が……心臓が……
さっきの距離感に混乱して頭がごちゃごちゃになって、顔に熱がたまり出す
「じゃあ2回せ……」
「すいませんクイーンさん私用事思い出したので帰ります残りのポッキー食べてどうぞ!!!」
顔を見せないように俯いて早口で言いながらポッキーをクイーンさんに押し付けて、光の速さでその場から逃げた
[……クイーン]
「ん?なんだいRD、ずっと見てたのかい?」
[初めから見てましたよ
……それよりクイーン、あなたはポッキーゲームのルール初めから知ってたんじゃないですか?]
「…………さぁね?」