標的11
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その態度に苛つき、タックルをした
「何すんだテメー」
胸倉を掴まれ、その手を見る
「寒いから離せ、」
その手に触れ、押す
「逆らうんだ、」
ズイッと近付く流霞に寒さ以外で顔の赤みが増した
「あんまりツンツンしてんなよ?」
ボソッとそれだけ言い、離れる
獄寺の手にカイロを一つ置いて…
「寒そうだからあげる」
ふふっと笑う流霞にどうして良いのかわからず、新たに煙草を吸う
カイロをポケットに入れ、力一杯握った
流霞はノロノロと歩き出す
「置いてって良いよ。俺歩くの遅いし」
「チッ。乗れ」
苛々してるのか恥ずかしいのか流霞にはわからない
「え、重いから良いよ」
「~~ッ、乗れ」
しゃがみ込む獄寺に近付くしかなかった
「重いからな?疲れるからな?俺寝ちゃうからな?」
肩に手を添える
「良いから乗れよ!」
体が密着した瞬間流霞の体は宙に浮く
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