標的10
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落ち込んでる雰囲気でこちらを見てくるディーノ
「マジで大丈夫か?」
「あぁ…」
「ディーノ子供みたいだな。そんなことで落ち込んで」
「そんなことじゃねぇー!!」
ガタッと立ち上がり、眼前まで来るディーノに固まる
「∑いきなり立つと危ないぜ?ただでさえ部下がいないんだから」
「あ、悪い」
一歩下がるディーノ
足を引っかけ、後ろに倒れていく
後ろには椅子がある
「危ねェ!!」
(ッ~仕方ねー!!)
一度瞼をおろし、再び開ける
その片方の瞳の色は橙眼から深い碧へと変わった
次の瞬間、風がディーノを包み込む
椅子は後ろにずれ、ディーノは床に座る形となっていた
手で瞳を覆い、息を吐く
瞼を綴じ橙眼に戻す
「ディーノ、部下呼んだ方が良いと思うんだけど」
「今の何だよ?流霞が…やったのか?」
「何が?」
流霞は惚ける
(まだバレル訳にはいかない。時じゃないからな)
口元を歪めていたのをディーノは知らない
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