標的8
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不思議に思いながらも携帯を閉じる
近くの教室から小さな悲鳴が聞こえた
暫くしてカツカツと響く靴の音が聞こえる
その足音は流霞のクラスの前で止まった
ガラッと扉が開き、雲雀が…
「流霞、行くよ」
「え?」
「僕がわざわざ迎えに来たんだけど」
「ヤだヤだ。寒い」
「寒くないからおいでよ」
手を差し出され、恐る恐る近付く
「あ、寒くない。何で?」
「全教室に暖房かけさせて、扉開けてるからだよ」
スタスタと歩き始めてしまう雲雀
「皆またな」
手をひらひらと振り、雲雀の後を追う
「早くして」
応接室に向かって歩く二人
扉を開けると
「こたつ?」
「急遽用意させたんだからね」
「恭弥と風紀委員の皆有難うな」
ニッコリと笑う流霞に皆赤くなる
雲雀はそれが気に入らず、風紀の者を睨みつけた
流霞はさっさとこたつに入る
「あーぬくぬく。」
こたつに入るなり、寝ようとする
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