標的8
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朝陽によって瞼を開ける
ゆっくり身支度を始めた
ムーも目が覚めたのか足元に擦りよる
「学校だから行くな?行ってきます」
お弁当を2つ持ち、学校までの道のりを歩く
冷たい風が頬を撫でる
「寒いな…」
頬は寒さで赤くなり、早足に学校へ向かう
教室もかなり冷え込んでいて、どうしようもないくらい震える
(暖房…)
暖房をつけ、早く暖かくなることを願って椅子に腰を下ろす
「流霞くん、寒いの?」
「ん、寒さに弱くてさ…」
少し恥ずかしそうにはにかむ流霞に男女関係無く顔を赤くした
「暑かったら言って…消すから」
「え、大丈夫だぜ。オレ等も寒いと思ってたし、な?」
教室に居る奴等が一斉に頷く
「本当?有難う」
ニコッと笑う流霞
携帯が振動し、電話に出る
「もしもし、何?」
『応接室にきなよ』
「ヤだ」
『何で?』
「寒いから外出たくない」
『寒くなかったら出るんだね?』
「え、うん」
それにわかったと言って電話を切られた
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