標的7
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だが、その時
ズガンッ
銃声が響いた
流霞が肩を押さえ、座り込む
「へっ、アゲハ…こんな、もんか」
「誰が何です?」
その男の首に緋色の剣を添え、低く唸るように言い放つ
先程撃ったのは確かだ
だが、#流霞は撃たれていない
傷一つ見当たらない
「貴方が撃ったのは、私が作り上げた幻術の世界の私。残念でしたね」
クスクスッと笑う流霞に冷や汗を流し、手から拳銃を落とした
「私が貴方達の相手をした時点で全ての人に幻術がかかっているんですよ。幻術使いでも分かり辛いものをね」
剣を消し、息を吐く
「寝ててください」
気絶させ、仮面の下で瞼を下ろした
(力をもらってから、色々変化が感じられる…)
瞼を開け、目の前で固まっているディーノ達を見た
(皆を護る為なんだから、後ろは振り向かない)
「どうか…しましたか?」
「ぃや、何でも無ぇー」
首を傾け、ディーノ達に近づく
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