標的7
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遅くまで仕事だったので、起きたのは昼過ぎ
携帯には雲雀からの大量の着信
欠伸を噛み殺し、携帯を閉じる
何も見なかった…とでも言うような顔つきで
だが、タイミング良く振動し始める
苦虫を噛み潰したような表情へと一変した
「流霞ですけど」
『君、何やってるの』
「睡眠とってた」
『咬み殺す』
「そんなこと言ってると学校やめちゃうよー?」
電話越しにコロンと何かが落ちるような音がした
『ッ、』
いそいそと服を着替えていく
家を出て学校を目指す
未だに返事は無い
応接室の窓から中に入る
筆記用具を落とし、目を見開いて固まっている雲雀が目に入った
「ねぇ、そんなにショックだった?」
机に腕と顔を乗せながら雲雀に聞く
携帯越しで聞くと、ハッとして瞬きを繰り返す雲雀
「ッ、どうだろうね」
「嘘ついちゃって良いの?マジでやめちゃうよー」
目の前から、携帯から流霞の声が聞こえ視線がそこで交わる
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