標的5
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
意を決して頷く
雲雀の瞳から殺気が宿っている
「咬み殺す」
「恭弥、有難う。助けてくれて有難う…俺なんかの為に怒ってくれて有難う」
「当たり前でしょ。君が大切なんだから」
それに目を丸くした
「有難う」
今笑えるだけの精一杯の笑顔
「もっと早く着いていれば良かったね」
「助けてくれただけでも嬉しいよ」
「だったら無理に笑わないでくれない。泣いて良いんだよ」
それに過剰に反応してしまう
「無理に笑ってる…?」
ギュッと抱き締められ、体から力が抜けた
「恭弥ッ」
涙は何時の間にか流れていた
「ちょっとだけ…泣かせて」
雲雀に寄りかかり、涙を流した
徐に顔を上げ、微笑する
「有難う、すっきりした」
雲雀に頭を撫でられ、目を細めた
立ち上がり、荷物を広げノートパソコンを起動させる
「並盛にハッキングするのは許して」
カタカタとパスワードをクリアして、先程の先生の情報をコピーする
.