標的1
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その溜息は何をあらわしているのか
それはわからない
その直後流霞は笑った
「何でも具現化…ね。」
そう言い腕輪に触れた
「楽しい生活が始まる。普通の日常はもう懲り懲り」
その表情は無表情では無く、嬉しさ喜びに満ちている
「眠い…寝よ...」
そう言って眠りについた
起きたのは次の日の夕方ぐらいだ
「寝すぎだな…あ。」
ドタバタと家の中を走った
「ムー!!ムー!」
ある一室の扉を開けると起き上がり、目の前まで歩いてきた
「にャー」
猫を飼っているようだ
「今餌あげるから待ってろよ?」
頭を撫でて、立ち上がり準備をしだした
コトンと容器を置くと、走ってきて食べ始めた
「可愛いなぁ~。一週間後に相談してみるかな…俺が居ない間に死なないようにな?」
水を新しくし、キャットフードをあげムーを見ている
「昨日はごめんな?お腹空いてたよな…あ、彼奴等に頼むか(黒笑)」
黒い笑いを零し、神々を呼んだ
「ムーの猫の世話しろ。一週間後から必ずだ。帰っていい」
息を吐き出し、頷いてから帰っていった
「ムー、お前は俺の傍に居てくれよ?その命続く限り…俺ヲ置イテ何処カニ行カナイデクレ 」
彼女が何を抱えているのか分からない
瞳は死んでいるようだ
それだけの闇を抱えているのだろう
何重にも鍵がかかった心
その鍵を開けるのは誰だ
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