標的5
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笹川は気付いていない
「…」
「皆で優勝を勝ち取らんでどうする!!」
「面倒くさい奴だな…棒倒しには絶対に出ない。それが体育祭に参加する条件だ。これが呑めないなら俺は何も出ない」
そう言って今度こそ外に出た
苛々しながらも、足は応接室に的確に向かう
ソファーに直ぐに横になり、苛々を消すように眠りについた
そんな流霞を不思議に思いながらも、雲雀は優しく見守る
立ち上がり、学ランをかけて優しく髪を撫でた
「ゆっくり寝なよ。此処は君の居場所なんだから」
額にキスを落とす
そしてまた雲雀は書類をやり始める
帰宅時間になり、流霞を起こす
「ん~おはよ」
「おはよ。帰るよ」
「わかった…」
ソファーから起き上がり、雲雀を見やる
グイッと引っ張り、耳元で話す
「いつも本当に有難う、恭弥」
顔を微かに赤くする雲雀だった
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