標的4
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その瞬間、瞼を開けた
「起きたね。もうお昼だよ」
(あ、山本)
ガタッと立ち上がり、鞄から弁当を出した
「恭弥、ちょっと一人で食べてて。行かないといけないとこあるからさ」
「…わかったよ」
流霞は屋上に向かう
もう人は集まり、ツナが前に出て何かを喋っていた
「ったく、俺遅ッ」
跳躍し、山本の前に来た
「あのさ、骨折って治るんだよ。わかる?死ぬほどのことじゃねェ。だから、今のまま死ぬよりまた野球やって楽しんだ方が良いんじゃねェーの?その命、簡単に投げ出して無駄にすんな」
手を山本に差し出した
山本はそれを見て、手を伸ばす
だが、強い風が吹き山本の体は傾く
流霞は手を掴み、此方に寄せる
「危ねッ。山本、まだ死ぬな。良いな?」
山本が立っていないフェンスを蹴り飛ばし、そこから山本を連れ出した
手を離し、踵を返した
軽く手を振り、流霞は屋上を後にする
風紀委員室に行き、弁当を完食
風紀委員の仕事を手伝い、流霞は放課後の前に帰って行った
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