標的4
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流霞は瞼を開けた
「ッ!!?」
(恭弥、何で)
目の前には眠っている雲雀がいる
流霞の体は強張った
(綺麗な顔…)
雲雀も目を覚ましたようだ
「起きたの?」
「うん」
「そう」
雲雀は流霞を抱き締めて、起き上がった
「夜になっちゃったね。」
「え!?」
「はい、貸してあげる」
服を渡し雲雀は部屋を出た
風呂を沸かし始める
雲雀の服に着替えて、部屋を出た流霞
「何か飲む――///!?」
雲雀の服がダボダボで流霞は少し引きずりながら歩いてきたのだ
「恭弥、これ大きいんだけど」
華奢な体には男物は大きかった
「恭弥?」
「お風呂入ってきなよ」
雲雀は流霞を一度も見ずに案内をした
お風呂の前まで来ると雲雀は踵を返す
流霞は訳が分からず、少し哀しくなっていた
それが何故かも分からない
お風呂に入り、理由を考えたが分からない
お風呂を出て、借りた服を着る
髪をタオルで乾かしながら、リビングに行きソファーに座った
神からもらったブレスレットをお風呂場に忘れたことに気付いていない
雲雀は無言でお風呂場に向かう
「恭弥…何で?」
静かなリビングに響いた
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