標的4
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キュッと服の裾を掴む
「何で嫌がらなかったの?」
「雲雀s…恭弥のことそんなに嫌いじゃない」
抱き締められている状態で、正直に答えた
「だから、嫌じゃないよ」
「本当に?」
「あぁ。俺が一人の人の為にあんなに必死になった時点で恭弥は大切な人だし、好きってことだから」
「僕、今なら死んでも良いよ」
力強く抱き締められ、そっと笑みを零した
「まだ死んじゃ駄目。俺が独りになっちゃう」
「!!そうだね。」
「もう独りは嫌…」
少し震えた唇でそう語る
「独りにしn「しないよ」」
雲雀から強くも優しい眼差しでそう言われた
ポロッと涙が零れ落ちる
「泣いて良いよ」
流霞の背中に腕が回り、優しく叩き始めた
暫くして流霞の体が雲雀に預けられる
「寝ちゃったんだね」
姫抱きにして、自室のベッドに運ぶ
ベッドに下ろしたが、手は雲雀を放そうとしない
「可愛いことし過ぎだよ」
髪を撫で、額にキスを落とした
雲雀は隣に寝転び、流霞を引き寄せた
「起きた時騒ぐんだろうね」
笑いながらそう言って、携帯の電源を落とした
「邪魔はされたくない」
首筋にキスを落とし痕をつける
ふっと笑い、雲雀も眠りについた
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