標的3
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病室の扉を開けると、雲雀と目があった
にっこりと笑っている雲雀に不信感を覚える
「何笑ってんだ?」
「君が僕のために言った言葉聞いたよ。」
それに眉間に皺を寄せた
「さっきの男はそういう意味か」
微かに舌打ちをした
「帰る」
「照れてるの?」
「うっせ…聞くなんて最悪だ」
「僕は嬉しかったけど」
「そういう問題じゃねェ。」
また一つ舌打ちをし、下を向いた
「兎に角帰る…またな」
「待ってるよ。君が居ないとつまらないからね」
その言葉に思わず顔が上がった
「ワォ。真っ赤だね」
「ッ…ありがと」
「事実だよ。君が居てこそ、僕の日常があるんだからね」
優しくふんわりと笑い、軽く跳躍し隣に立った
「ありがと」
頬に軽くキスをして笑った
「早く怪我治して」
「早く治って欲しいよ。君と一緒に居たいからね」
「本当に有難う…必要としてくれて。またね」
髪を撫でて流霞は踵を返し窓から消えた
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