標的3
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それに深々と溜息を吐いた雲雀
流霞は眉をひそめた
「俺の邪魔すんなよ。さっさと病院いきなよ。もう直ぐ来るから…」
外を一度見て視線を戻した
「ねぇ、何でさっきキスしたの?」
「一回されたら二回も三回も、もう関係無いだろ。だからした」
平然とすました顔でそう言い放った
「あ、来た」
バタバタと走り寄る足音
「じゃ、この人宜しくお願いしますね」
「、流霞は来てくれないの?」
顔を歪める
「屍にしないといけない奴等がいるからね。大人しくしてろよ」
そう言って額に唇を落とした
微笑し、踵を返した
流霞は隣町に向かって歩き出す
瞳に殺気を露わにして
それは正に人を一人殺せるような殺気
否
殺してしまうような殺気だ
「さぁ、どこにいるのかな」
カツンカツンと靴音を響かせ校舎を歩く
それは隣町にある学校
人は皆流霞をみている
隣町の奴が居るからと云うのもある
だが、大半の奴がその容姿に魅入っているのだ
「ねぇ、並盛の雲雀やった奴って誰?」
「三年の人だと思います///」
「そう」
一瞬だけ殺気の籠もった瞳で答えた
「有難う」
踵を返し、階段を登る
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