標的2
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その姿さえ美しく見える
妖艶でいて、瞳には強い意志と殺気が見え隠れしている
「本当に教師生活終わったね。クラスの子が証言してくれるよ。この傷も証拠になるし?サヨナラ」
手を左右に振る流霞
「クソがー!!!わざと言いやがったなーテメェ」
「クスクスッ…それが?早く消えてくんないかな?この傷見て暴れ出す奴居るからさ…俺は今直ぐこの場で抹殺してやりたいけどね?俺の最後の残りわずかな優しさ無駄にしないよな?消えてよ?」
その言葉と凄まじい眼差しに殺気で、震え上がり居なくなった
人差し指で口の端を拭う
「痛ェ…最悪。」
吐き捨てるように言い、歩き出す
「あ、この傷雲雀さんには内緒な?」
顔だけ皆の方を向き、唇の前に人差し指をあて小さく笑いながら言った
一瞬だけ右瞼を閉じた
それに皆顔を真っ赤にして頷く
「有難う」
それだけ言って教室を後にした
(力一杯殴りやがって…一応女なんだけど?バラバラ死体にしてやりたい)
などと腹黒いことを考えている
(雲雀さん…どうしよう。帰るって言ってばっくれよう)
「流霞です。帰ります」
扉を閉め歩き出すが
「何処行く気?」
「猫の様態が悪くて…先に失礼します」
「帰る前に説明していきなよ、その頬の傷」
ビクッと体が跳ねた
冷や汗が出た
死人が出る…と思いながら
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