標的2
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とうとう始まった球技大会のバレー
「頑張れよ…」
上から来る視線に気付き、目を向けた
流霞はかなり鋭い視線で、射抜くように…
視線を戻し、ツナが体育館から出て行った
「ボール全部回せ。逆点してやるから」
そう言って、バレーが始まった
点差がかなりあるものの、それをモノともせず逆点した
流霞はツナが来る気配を感じ、コートから出て行った
「じゃ、俺はこれで…」
そう言い残し、体育館から颯爽と去っていった
それに一同唖然としたが、バレーが再開された
「最後まで諦めんなよ」
そう静かに呟いて…
スタスタと体育館を背に屋上へと足を進める
キィー
独特の音が響く
頬を撫でる風に笑みを零し、中に入っていく
体育館から大きな声が風に乗って聞こえた
「良かったな」
貯水タンクの上に高く跳躍して飛び乗った
「やっぱり良いとこだな」
空に手を伸ばしながら…
スッと瞼を閉じた
「未来を知っている俺は、どうすれば良いか誰か教えてくれ。俺がねじ曲げて良いのか…」
瞼は閉じたまま、下に降り立った
「雲雀恭弥、何の用」
瞼を開けながらそう言った
「屋上は僕の場所なんだよ」
「はいはい。じゃ、このまま帰りまーす」
ダンッと地を蹴り、屋上から飛んだ
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