標的11
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ゆっくり山道を歩いていく
顔の横には無防備な流霞
マフラーで隠れていて、自分にしか見えない表情
それが堪らなく嬉しい
(何でだ)
全く理由がわからないのだ
はぁ と息を漏らす
吊り橋を渡り始める
流霞が落ちないように、落とさないように腕に自然と力が入った
「ん~」
またそう言って眠りに就く
歩いていくとツナが水を浴びされていたことにショックを受け、大きな声を出してしまった
それに流霞は流石に起きたようだ
瞼を擦り、開けようとするが暖かさに負けそうになる
「つべこべいわず、オレにまかせとけ!!」
その言葉と場所があるシーンと一致し、勢い良く瞼を開けた
瞳の色は深い碧へと変わる
空中に放り出された今も尚、獄寺は流霞を放さなかった
何時の間にか姫抱きにされていたのだ
強い風が皆を包み、下へと下ろす
それにホッと一息つき、瞳を手で覆う
元の橙眼に戻った
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