第壱話
夢小説設定
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そのボールを振り向き、片手で取りパスした
「気をつけて」
それだけ言ってスリーポイントの位置に立ち、投げた
まるで吸い込まれる様にボールは入っていった
相変わらず雷鳴は壬晴を見ている
英語の時間も昼も…
そして、放課後
零は下校していた
雷鳴と道端で会い、歩いていると
壬晴が目に映った
足元の草が成長し、バランスを崩した為柵を超えて頭から落下しそうになった
直ぐに壬晴の元へ行き、手をつかんだ
引き上げると、壬晴はありがとうと言った
零は息を吐き、壬晴を抱き締めた
「良かった…本当に良かった」
「ごめん…」
零は体を離し、頷いた
「これからどうするつもりなの?」
「…雲平先生が秘術を封じる方法を調べてるから、俺はただ忍術を勉強してればいいって」
「ふーん…それなら…よし!!じゃ一緒に行こう」
「どこへ」
「風魔の里」
「――――え?」
その後、学校に戻り雲平先生と雷鳴の言い争い…
(五月蝿い…早く決めろよ。何でも良いから)
「連れてっていいの!?」
「但し保護者同伴だ!」
煙草を落としながら言い放った
「俺も参加。宜しく」
それだけ言って、零はその場を離れた
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