第七話
夢小説設定
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森羅万象を使ってから、かなりの月日が流れた
零はすべてを振り払うかのように任務をする
「辛くても俺が選んだんだ…隣に居れないのが、苦痛で仕方がないけど」
小さく呟いた零
気配を絶ちながら歩いている零に気付くモノは少ない
「宵風、消えた記憶を皆が集めようとしているよ…貴方は、居て良いんだよ?何で消えることを望んだの…っ」
建物の上に立ち、空を見上げながらそう問い掛けた
「俺がいつまでも覚えておくから…貴方がちゃんと存在したことを。」
痛みを抑えるように零は微笑んだ
そして空から目を離した
その場から音もなく消え去る零
まるで最初からそこにいなかったかのように
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