第七話
夢小説設定
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仕事に明け暮れていた
嫌な予感は度々していた
だが、気付いてやれなかった
萬天に任務できた零は異変に気づく
白澤の姿を確認してしまったから
任務のことも忘れ、走り出した零
走りながら気配を探す
目を綴じ、印を組んだ
気配の近くに降り立ち、見たことのある後ろ姿を見つけた
必死に階段を登る宵風を…
崩れ落ちそうな宵風を抱き止めた
「宵風、独りにしてごめん」
「う…う」
手すりに捕まって体を支える宵風
「零…っ。なにも見えない…みはるがいない…!」
その言葉に目を見開いた
「目、綴じて楽にして」
手を翳し、頬を一撫でしてやる
ピューイと鳴く鳥こそが白澤だ
しじまの手に留まり、鳴いている
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