第陸話
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その箱から取り出されたのはネックレス
「名前も彫ってある」
零は宵風の耳元に唇を寄せた
「本名教えてくれるまで待ってる。宵風のは彫ってないから」
目を見開く宵風の頬を撫で、箱から出してやる
周りに傷が見えないようにネックレスをつけてやった
「零さん、これブランドモノですけど…」
「ん?そうなのか?周りに居る奴に適当に聞いて紹介してもらったんだけど...知らなかった」
ハハッと笑う零に笑うしかない
「まー二人が喜んでくれるなら値段なんて関係ない。あ、退院祝いな」
ブランドだと言われた紙袋を俄雨に渡す
「え、?」
「雷光と一緒につけな」
ペアのネックレスである
小さな欠伸をして、遠くを見つめた
「酒だ酒!まず一杯やるぞ」
そう言ってグラスに酒を注ぎ始める
並々と注がれたグラスを横から手を伸ばし一気に飲み干した
零が飲み干したのだ
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