第陸話
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暫くして雷光と雪見が来た
三人で車に寄りかかる
「悪いが、俺は少し別行動させてもらうな」
ふっと微笑しながら背を向けた
「零?」
数歩歩いた瞬間零の姿は消えた
「ふっ、俺最近甘くなったな」
風に覆われながら自嘲気味に呟いた
瞼を閉じれば、宵風と壬晴
微かに微笑して、その日零が戻ることはなかった
零が姿を現したのは雨の日
寒い寒いと口にしながら中へと入っていく
変な歌が聞こえてきた
壬晴の誕生日のようだ
「おじゃましまーす。」
「零、何処にッ!!」
その言葉を続けさせないように睨む
「壬晴、誕生日もう直ぐなんだろ?これに便乗しとくか」
頭の上に小さな紙袋を置き、宵風の隣に行く
そしてまた同様の袋を置いた
「宵風は誕生日わかんねェから。それプレゼント…いらなかったら捨てて」
ギュッと袋を握る宵風
「俺等三人お揃いな?名前は違うけど」
壬晴は袋からだし、黒の箱から取り出した
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