第陸話
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目の前の光景に目を見開いた
(俺、遅れをとりすぎてないか)
雷光が手を振りあげた瞬間
強い風が吹いた
雷光の手は宵風には届かなかったのだ
零が操った風によって…
「手、あげるな」
そう呟いた後、雷光の手は解放された
「死神と呼ばれて多くの隠の世の忍を殺しているが、君は近しい人を手に掛けたことなどないのだろう!」
「僕は母を殺した。この身体は16年前からずっと死神と呼ばれてる。僕には大切なものなんてない。いや…望みの為だけに、その為だけに動いてる。それをどう思われようと今更構わない。そう決めた。そうだろう…壬晴」
(また自ら傷つく役をやるのか…宵風。優しい人なのに…)
「迷うのなら僕が終わらせてやる」
体術で雷光を気絶させた宵風
「目黒俄雨の病院に行きたいんだろ?」
それに頷く宵風
「おい、零!」
雪見の元に行き、耳元で話す零
「宵風は殺さないよ。優しい人だからね」
雪見は目を見開く
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