第陸話
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少し慌てた雪見の姿
「何かあったのか…」
「あぁ。乗れ!雷光んとこ行くぞ」
「どうしたの?」
「雲平帷が消えた」
皆が車に乗り無言で重苦しい雰囲気を出している
(消えたか…円月輪の書がどこにあるかはわかってる。でも服部には渡したくないから)
もんもんと考える零は眉間に皺が寄っている
その間に雷光のところに着いたようだ
頭を抱え、座り込んでいる零
「はぁ~…考えんの面倒」
髪を掻き溜息を吐く
「あ゛ぁーもう!!」
バッと立ち上がると、宵風と犬に壬晴が目に入った
「ッ!!可愛い」
写メを撮り、待ち受けにした零
頬が緩み、笑っている零に誰も気がつかない
犬がベンチから降りて零の足元に寄ってきた
もさもさとした毛に触れる
「寒くないか?」
クゥーンと鼻で鳴く犬に触れ、抱き締めた
軽く手を振り、犬を体から離す
「遊んでおいで…寒くはないから」
ポンと頭を撫でて立ち上がった
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