第陸話
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フラつく零の体
「ヤバい…」
ハハッと力無く笑った零に壬晴は心配をやめない
「大丈夫だから心配すんな」
壬晴の頭を撫でて、立ち上がる
「壬晴、宵風見てて。頼んだよ」
フラフラしながら病室を出て行く
椅子に座り、体を横にする
深呼吸を繰り返し、瞼をおろす
数分後
零は宵風の病室に戻っていく
病室の近くに行くと、叫び声が聞こえる
ダッと走り出し、病室を開けた
宵風に駆け寄り、抱き締める
背中を何度も優しく叩き、耳元で喋りかける零
「大丈夫、大丈夫だから。落ち着いて…」
額に唇を落とし、宵風の瞳を見る
「大丈夫。俺はここに居る」
頬を撫で、微笑した
「零…壬晴」
ハッとした顔をし、首元をおさえた
刹那
ボロボロと涙を流し始めた宵風
「ずるい…ずるい!」
壬晴はそれだけ言って出て行ってしまった
(…壬晴!?)
零は壬晴が気掛かりで仕方が無かった
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