第陸話
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宵風を名張野診療所に連れて行った
「宵風、どんな感じ?」
「高熱と肺炎、腹部外傷による失血。患部からの細菌感染もアリ!気羅によって免疫機能や再生能力も低下してるっす。心肺と内蔵の衰弱も深刻な状態だし…」
「なぁ、これって服部にもいくんだよな?ちょっと頼みがあんだけど…」
「なんすか」
「宵風が元気になってもこのまま上に回して。俺の力で何とかする」
コンッと頭をたたき、零は宵風の病室に行く
病室の扉を開け、中へと進む
宵風の横に立ち、深く息を吐いた
「あんまり無理出来ないけど、頑張ってみるかなー」
(ついさっき、久し振りに力使ったから体が追いついていってない)
体が慣れていないことに苛つきを隠せていない零
宵風に手をかざし、集中する
口が微かに動き、灯る光が宵風を包み込んでいく
時間が経ち、零の頬を汗が滑り落ちた
「零、大丈夫?」
それに微かに首を縦に振った
灯る光が弱くなり、零は汗を拭った
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