第陸話
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そして次の日
しじまから禁術書を受け取った
壬晴は昨日のこともあり、かなり傷付いた顔をしている
そして追い討ちをかけるように帷が
「森羅万象の力では誰ひとり救うことなんてできいんだ。使うのなら俺は絶対にお前を赦さない」
「だったら俺はそんなお前を赦さない」
帷を冷めた瞳で見据えながら
そして壬晴を姫抱きにして雪見たちのとこにむかった
「雪見、帰るぜ」
壬晴は禁術書を抱き締め、零の腕の中で大人しくしていた
零は雪見に注意をする
「宵風のことちゃんと背負いなよ、雪見」
「寝てるんだから仕方ねーだろ」
「聞かないんだな…俺の、力を、さ…」
零の表情は怯えていた
「聞きたいが、聞かねーよ」
それに零は目を見開いた
「サンキュ」
ふんわりと優しく微笑した
「零、大丈夫?」
「壬晴、大丈夫だよ。あの力について聞かれなければ」
「俺、言ってくれるまで待ってるから」
壬晴の言葉に儚さが見える笑顔で笑った
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