第伍話
夢小説設定
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横たわっている宵風にも同じことをした
「あのさ、さっき大切なものを壊さないでとか言ってたけど。言わせてもらうが、俺にとったら二人は凄く大切なわけ。その二人を殺そうとしたお前は俺の大切なものを壊さないでくれないか?と言いたいね」
冷めた声音
バサッと上着を脱ぎ、壬晴と宵風にかけた
「お前等はそこにいろ。修理代は請求されないからな」
その風の中から出て、壁に手を添える
数回程、凄まじい音が響きわたった
「ったく、何で俺がこんな善良なことしなきゃいけないんだか…まぁ、宵風と壬晴のためかな」
それは壊れた
指をならすと風は止む
「雪見、宵風持って。壬晴は俺が持つ」
皆、出口へ我先にと歩き出す
壬晴を姫抱きにし、外へと目指す
壬晴をそのまま姫抱きにし続けた
だが、とうとういやがられた
「壬晴、大丈夫か?」
言いながら、ゆっくりと地面に降ろす
「宵風の傷も少しは治ったから、心配すんなよ」
壬晴を抱き締めながら言葉を綴る
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