第壱話
夢小説設定
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剣を投げ捨て、傷口を手で抑え意識を集中した
光が灯り、傷口が塞がった
(セーフだな…俺の正体バレてないよな)
壬晴をおぶり、歩き出した
「お前何者だ?」
「神崎零…傍観者ですよ。雲平先生?行きましょう。ていうか、先に行きます」
そう言って瞼を下ろし、二人の目の前から消えた
保健室に行き、ベッドに寝かせた
額を撫で、息を漏らした
布団を掛け直し、壬晴に視線を戻した
「こんなんで傍観者勤まるのか…?」
保健室の扉が開き、見ると肩で息をした二人の姿が目に入る
「早かったですね」
愛想笑いを浮かべながら言った
「何者なんだ?お前は」
「答える義務がありませんよ。壬晴を殺す気は無いから安心して下さい」
其処まで言うと押し黙った
「壬晴が願うものを全力で支援するつもりですよ。例え全世界の忍を敵に回してでもね…」
それだけ言い、壬晴を見た
ゆっくり瞼が開いていく
自分が瞳に移り、零は立ち上がった
「じゃ、俺はこれで失礼します」
「待って」
壬晴が起き上がり、零を呼び止めた
「壬晴、何?」
「零有難う」
驚愕しながら壬晴を見て近付いた
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