第伍話
夢小説設定
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視線をさまよわせる
その瞬間固まった
宵風が泣いているからだ
直ぐに立ち上がり、手を引き外に行く
「宵風どうした?」
ギュッと震える体で抱き締められた
「味が…しなかった。何も味がなかった」
「ん…」
抱き締め返し、背中を撫でた
「大丈夫だよ。怖がんないで…傍に居るから。」
それに静かに頷いた
体を離し、頭から水を浴び始めた
「風邪引くよ!!!」
零は走って何処かに行った
(タオルタオル)
数枚タオルを持ち、戻って行く
何やら壬晴と話している
その雰囲気は良いとは言えないが近付く
タオルを広げ、頭に被せた
「風邪引くから拭け。自分でやんないなら俺がやる」
近くにあるベンチに座らせ、頭を吹き始めた
壬晴はその光景を見つつ、ベンチの反対側に背中を向け座った
零は吹き終わった後、宵風の顔を見た
その瞳は絶望に満ちている
零は目を見開き、抱き締めた
額にキスをし、強く抱き締めた
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