第伍話
夢小説設定
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壬晴が零を見る
「決まった?」
そう優しく問い掛ける零に頷いた
「宵風は決まった?」
「決まった」
それを聞き、男性の店員がやってきた
準々に頼み、零は飲み物と適当にデザートを頼み店員に微笑んだ
「宜しくお願いします」
それを見て真っ赤になり、行ってしまった
それに首を傾け、壬晴と宵風に向き直った
「で、二時間後ぐらいに雪見くるから。あ、外にな」
「雪見、何だって?」
「ぶつぶつ言ってたよ。オレ超忙しいってな…後、心配してたかな?宵風のこと。それはゆっくり話な」
「…わかった」
「良かった…壬晴、小さな覚悟で深入りするなよ。特にあの服部には…後悔が後悔を生むようなことを計り知れないぐらい考えてる奴だ…いつ殺されるか分からない。って言っても壬晴は森羅万象を持っている限り殺されることはない。あるのは俺と宵風だな…巻き込まれて雪見が危ういかも知れないが。慎重に物事を運ばないとそこで終了。あの男、侮れない」
凄まじいくらいの眼差しが壬晴を捉えて離さない
「ま、今は気軽にやれ…深入りだけは絶対にするな」
それだけ言って外に視線を移した
そっと瞼を綴じた
その時間に身を任せるように
暫くそうしていると瞼を開けた
その視線はゆっくり二人を見た
「お前等は自由にしてろ。全て俺がどうにかしてやるから…普通にしてろ」
そう言って哀しくも儚くも見えるが力強い意志を宿した瞳で見た
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