第伍話
夢小説設定
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それから結構な時が過ぎた
壬晴が灰狼衆に入ることが決まった
それまで零と宵風はずっと居たと言っても過言ではない
壬晴が入ると言う前に零は灰狼衆に入っていた
そのことは灰狼衆しかしらない
「壬晴遅くない?宵風、何でこんなとこに挟まってるわけ?」
「隠れてる」
「寒くない?」
「寒い」
「馬鹿。ほら、巻け」
マフラーを首に巻くように指示した
「零が寒くなる」
「じゃ、一緒に巻こっか。これ結構長いから」
そう言って首に巻き始めた
「暖かい」
「良かった」
ガラガラガラ
「はさまってるの?」
「隠れてる」
「隠れてるのか。俺も隠れようかな」
「意味無いから出て。こんにちは」
「最初からやるなよな…さっさと出る!」
壬晴が出て、宵風がそれを追うように零と一緒に出る
「待ち合わせちょっと遅れてごめん」
「可愛いから許すー」
壬晴に抱きつこうと走り出すと
「零、苦しい」
「ワッ!ごめんな?」
マフラーが首を絞めて苦しかったようだ
「何で一緒にマフラーしてるの?」
「宵風が凍死したら嫌だから」
壬晴は嫉妬しているようだ
「早く行こうよ、宵風」
少し怒気を含んだ声音
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