第肆話
夢小説設定
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宵風の額に軽いキス
目を丸くしながらみてくる
固まっているようにも見える
「約束の証」
そう言って、微笑んだ
「大丈夫。あなたが何であっても傍に居る…傍に居させて?甘えて良いんだよ」
そう言うと抱き締められた
「―――て、傍に…居て零」
「喜んで」
背中に手を回し、抱き締めた
「私が愛してあげる…。」
(壬晴も宵風も…愛してあげるから)
「僕は死神なんだ…いらない存在なんだ」
「周りの言葉に惑わされないで。この世界にいらない人間なんていないッ!宵風もそうだよ。ちゃんと必要としてる…宵風が今壬晴と私を必要としてるのと同じで、私は宵風を必要としてる。だから、そんな哀しいこと言わないで」
「僕を必要としてる…?」
「そうだよ。私は宵風を必要としてるよ」
頬に触れながら言った
「大丈夫。泣いて良いんだよ?宵風を支えるのも愛するのも全て私がやるから…愛される喜び教えるから。愛されたことが無いんだよね。宵風は私を頼って…何でも言って?言葉に出来ないなら抱き締めたり行動で表して」
カタカタと体を震わせ始めた
抱き締めてやると、宵風は涙を流した
「やっと泣いたね…それで良いんだよ」
「零…」
「ん、何?」
顔を上げ、宵風を見た
その瞬間宵風からは考えられない行動
頬に凄く軽いキス
流石に零は顔を真っ赤にした
普通と言ったら普通だ
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