第参話
夢小説設定
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家の前に着地したのだ
門に寄りかかりながら肩で息をしている
「本当に平気?後どのくらいなの…」
「もってあと2ヶ月くらい」
「時間が無い…のか。ねぇ、宵風の過去に何があったか知らない。でも俺は宵風と会えて良かったと思ってるよ…宵風の存在理由を作りたいとも…思うんだ」
ぎゅっと宵風を抱き締めた
自分の思いが少しでも伝わる様に…
「こんな事言うのはズルいよね…宵風を困らすだけだし」
女の人が説明をしていると、雲平先生が走ってきた
「宵風はそこにいて。気羅使っちゃダメ」
頭をポンと叩き立ち上がった
「雲平先生ストップ…宵風に攻撃したら殴りますよ?」
「でも、そいつは灰狼衆の」
「ったく、めんどくさい…失礼します」
雲平先生の後ろに一瞬で滑り込み腕を掴み地面に押さえつけた
「近所迷惑だから今日はここまでな…肩も痛いし」
雲平先生の頭を叩きながら言い、掴んでいた腕を離し立ち上がった
宵風に肩を貸しながら縁側に座った
「おじゃましまーす」
縁側に座り、肩を抑えながら宵風に寄りかかった
(痛いし眠いし)
「おやすみ」
それを言い終えると眠りについた
宵風が動いたので、瞼を開けた
「二人共、面白い格好してるな…クスクス」
「してない…大丈夫俺にも少し考えがあるんだ。誰にも言ってない良い考え」
「君…少し変わったな。前より…死んでない」
「そうかな。宵風のことを考えるときだけだよ。握手」
手を宵風の前に差し出した
「僕に…触らない方がいい」
「だめだよ。俺の決心を逃がさないで。俺が消してあげる、宵風が望むなら」
(消すなんて言うなよ…いつか宵風自ら過去を話してくれたら良いな。支えるのに…俺って頼りないのかな)
宵風は自分の手を見つめている
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