第参話
夢小説設定
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マンションに行こうと足を進める
肩の痛みが戻ってきて思わず膝をつく
(宵風大丈夫かな…無駄に気羅使ってないよな?この力で命つなぎ止めないと…近々会わないといけない気がする)
立ち上がり歩き出した
マンションの中に入り、服を脱いだ
綺麗に包帯が巻いてある
「こんなに巻かなくても…」
包帯を外し、ガーゼを外すと傷が露わになった
「自然治癒は難しいかな…」
シャワーを浴び、包帯を巻き直した
(学校休もう…鬘どっかいっちゃったし)
ベッドに倒れ込み、眠りについた
数日がたった
壬晴は雲平先生の家に居候している
学校を休んでいる為、壬晴に会っていない
ベッドからおり、私服に着替えてマンションを出た
バスに乗り、雲平先生の家を目指した
目的は壬晴と話すことだけれど…
(階段ありすぎなんだよ…)
昇っていくと女の人の声
階段を駆け上がっていく零
「どうかしたんですか?…!?宵風!」
「知り合いなの?ずっと壬晴とか零とかうわごとみたいに言ってるの。でも、触るなって言うから何も出来なくて」
「宵風、壬晴は雲平先生の家に今居候してるから。取り敢えず行こう」
頬に触れながらいうと、女の人は目を丸くしていた
宵風も頷きながら立ち上がった
「体平気?歩くの辛くない」
「平気」
「嘘は良くない…掴まって」
宵風の体を掴み、小さく唱えた
風が巻き起こり、体が宙を舞う
そして、風を使って地面に着地した
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