第参話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その行動に壬晴はアイスを口から出した
「食べないの?」
「うん。良かったら食べて…」
壬晴はまたアイスを頬張った
フロスティが建物内に消えるのを見届けてから中に入った
零は宵風を一瞥し、個人行動に移った
適当に動き回り、レストランの前で足を止めた
中には灰狼衆の二人の姿
一人は宵風だ
スプーンでアイスクリームを取り、口を開けた
「ふっ…可愛い」
「誰だ」
「萬天の零ですけど、アイスクリーム一口頂戴」
宵風が今食べようとしていたアイスを舐めた
「あ、意外と美味しい。ご馳走様。ツンツン頭の君は何さん?」
その間にアイスを口の中に入れて、もぐもぐと動かしている
「雪見」
「雪見…な。覚えた」
「お前らが暗殺犯なのか?そしたら超面白ェのにな!!」
「そうかもしれないな」
そう言って宵風は後ろに視線をやった
「そうこなくっちゃねぇえ」
雪見は零の腕を掴み、立たせた
宵風も立ち上がってレストランを出た
雪見は零を宵風に任せ、壬晴の服を掴んで妖しく笑った
「宵風、今度何か一緒に食べに行こう。もう少し食べないと保たないよ」
「分かってる」
「なら良いんだけど…雪見手荒だな」
「いつも」
壬晴は拳銃を腰に当てられ此方に向かって歩いてきた
「壬晴逃げ切れよ」
「零が捕まってるって聞いたから」
「俺のせいかよ」
髪を手でクシャッと握り、息を吐き出した
.