第弐話
夢小説設定
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鬘を外し壬晴の頭を撫でた
「お好み焼き一つお願いな」
「分かった」
慣れた手付きでお好み焼きを作っていく
お皿の上に切り分けられたお好み焼きを乗せてくれた
「壬晴、先生聞いてくるよ‥俺は話さないけど」
もぐもぐと口を動かし、お好み焼きを食べていく
「俺も話さないよ」
「頼る資格なんてないって思ってるだろ。俺には頼れよ…何かを返そうなんて思わなくて良い。何も要らない、傍に居させてくれ…それだけで充分だから」
「何で?」
「大切だからだよ。一人にさせたくない。寂しい思いなんてさせたくない…それだけだよ。壬晴が一人になっても俺が傍にいて護るから心配すんな」
「ありがとう…零」
「うん。ほら、壬晴もお腹空いてるだろ食べろ」
壬晴の前にお好み焼きを出し、食べさせた
箸を抜こうとした時、雲平先生が率いる二人が入ってきた
雲平先生は涙を瞳に溜めている
「ろ…六条ぉ…!!」
走り寄ってきた雲平先生にパンチをして交わした
「じゃれてないで座れよ」
そう言うと三人共座った
今度は三人分作り始めた
「壬晴はい」
「ありがとう」
壬晴の口にお好み焼きを入れると三人が固まって見てきた
「どうした?」
「その箸って零も使っているのか?」
「そうだけど」
そう言ってお好み焼きを食べている零に顔を赤くした
「か、間接…///」
「あぁ…気にしないし。壬晴お好み焼き作るの上手いな。壬晴と結婚したら好きな時に食べられるな~」
髪を撫でてやった
「結婚なんて男同士は無理だって」
「あ、言ってなかったけ?俺…否、私女だよ」
「だって俺って」
あぁ、と言って笑みを零した
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