第壱話
夢小説設定
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萬天中学校に通う1人の少年…
否
少女がいる
その視線の先には六条壬晴
体内に森羅万象を宿している少年だ
同じクラスだから名前は知っている
視線を外し、鞄を肩に担ぎ直した
後ろから声が聞こえる
軽く視線をやれば、バスケ部の奴と相澤と呼ばれる人物が言い争っている
「くだらねェ部活始めてんじゃねェよ相澤!ここはバスケ部のポスターを貼るんだよ!」
そう言って掲示板に貼ってある紙を剥がし丸めた
ブチッ
「おい。剥がすのは勝手だがそんな風にしたら資源が勿体無いだろ?良く考えろよ‥だいたいバスケ部なんてな誰もが知ってるだろ。ポスターはクラスにでも貼っとけ」
「はぁ?」
「良いか、次そんな事してみろ?ただじゃすまさないからな。んで、相澤だっけ?」
「うん」
「教頭には言っとくから、その紙壁の至る所に貼っとけ。面倒な言い合いすんな。以上」
スタスタと歩き始める零の容姿に顔を赤くする人ばかり
歩いていると教頭に会った
「教頭。丁度お話があったんですが、お時間ありますか?」
「あ、あぁ」
「ここの学校は掲示板が小さいじゃないですか。なので、紙を壁に貼りたいんですが良いですよね(黒笑)」
教頭は冷や汗を流しながら頷いた
それに零は小さく笑った
(弱ッ)
そして、階段を降り始めた
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