第弐話
夢小説設定
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それに誤魔化す様に笑った
「何でもないよ」
そう言って雷鳴の隣を通り過ぎた
「後で小太郎の所に来て。秘術について話があるから」
「…分かった」
そして、その場をやり過ごし小太郎の所へ向かった
机の周りに座布団があるので空いてる場所に座った
「雲平先生、怪我痛くない筈なんですが…どうですか?」
「あぁ。治したの零なのか?」
「まぁ…そうですね」
「お前は何者なんだ」
「何者なんでしょうか…」
小さく笑い、顔を引き締めた
「では、改めてようこそ萬天の若き忍達。私の知る限りの助言でよろしければお与えしましょう。何か質問は?はい、帷くん…の隣の壬晴くん」
「俺は秘術なんていりません。剥がし取る方法があるんだったら教えてください」
「うーん…方法はあることにはあるのですが、結果があまり好ましくありません」
言い方が遠回しすぎて理解できていない様子
「森羅万象は入り込んだ人間に癒着してるんだよ」
「つまり術者を殺さない限りお前は秘術から開放されないということだ」
そこまで言われやっと理解した
「かと言って無理に剥がそうとすればやはり死にます」
「言ってなかったな…最初に学校で話した時は余計なショックを与えることになると思って」
「あなたは秘術に関してどこまで御存知なのでしょう?」
「‘本じゃない’‘俺の中にある’‘零は俺を護って敵を倒してくれる’‘零は狙ってない’‘灰狼衆が欲しがってる’‘小太郎も欲しがってる’」
「よろしい。秘術は誕生から三度消え三度復活しています。歴代の所持者…つまり術者は三人そしてあなたが四人目という訳です」
壬晴は零の服を握った
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