第弐話
夢小説設定
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零もそれに続く
「壬晴あんまり気にしちゃダメだよ!小太郎の言うことは9割嘘なんだからさ!」
「例え嘘でも、可能性があるんだよ。もし、壬晴を襲った場合は例え仲間でも殺す。お前らも覚えておけ」
「虹一は…もし俺が秘術を使えるようになったらどうする?」
「!?どうするって…」
「何がほしい?」
「壬晴君、僕達はそれを永遠に封じるための手掛かりを探してここまで来たんじゃないか。君に使ってもらいたいなんて思ったことないよ」
「俺を刺したのは本当に俺を助けるため?」
鋭い眼差しで相澤を見て言う壬晴に相澤は汗を流しながら焦りの色をみせた
「あんまり俺に関わらなくていいよ。零行こう。おやすみ」
零は立ち上がり、隣を歩いた
客間に行き、布団の中に入ると…
もぞもぞと音がした
「どうした?寂しいのか」
首を横に振り否定
零は微笑み、壬晴を抱き締めた
壬晴は零の服を握った
「壬晴は悪くないから、寝て。俺は君を置いて死んだりはしないから…」
そう言うと、壬晴は頷き瞼を閉じた
規則正しい寝息が聞こえる
「無理しなくて良い…俺が守るから」
額に額をつけ、零も眠りに就いた
朝になり陽が射した
壬晴に布団をかけ、客間を出ていく影
それは零…
建物の上にいき、辺りを見渡した
人には聞こえない声量で歌を紡いだ
どこからともなく鳥が来て指先に止まった
零は立ち上がり建物の上から飛んだ
地面に綺麗に着地し、建物内に入っていく
中でバッタリ雷鳴に会った
「早いな」
「まぁ、いつもの事だよ。あまり眠れないんだ…昨日は眠れたかな。壬晴のお陰なんだよ」
「壬晴の?」
雷鳴は疑問を持った
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