第弐話
夢小説設定
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風魔の里に向かって駆け出した一同…
「あ…」
壬晴の上を宵風が通った
二人の瞳が一瞬あった
「森羅万象…?」
禁術真書を持っていた男の体を真っ二つにした
(命が惜しくないのか?灰狼衆はまだ幼い子に教え込んだのか?)
零はボーッとしながら宵風を見ながら考えていた
雲平先生達は逃げ出したが、零は動かない
宵風は雲平先生の前にいった
「解印!六条を頼む。零も行け」
「嫌。傍観者なので、お気になさらず」
そう言って建物の上に座って見ていた
(体術もあるのか…これは雲平先生の負けだな)
気羅が壬晴の右眼にあたった
「つっ!」
頭より先に体が動き、飛んだ体を抱き留めた
「いてェ…」
右眼を抑えながら体を丸めている
「い………」
「ウッ…」
「大丈夫か?壬晴」
コクンと頷いた壬晴に安堵の息を漏らした
「ヨソ見してもらっちゃ困るな…まだ俺を完全に支配しちゃいないんだろ…!!!ぐああっ」
「雲平先生」
「い…行け…風魔殿に会うんだ。行け!」
「用があるのは俺だけなんだろ。先生をはなせ…みんなはなんにも関係ないんだ。伊賀の里だってどこだって行くから…俺は―――」
「ふざけるなよ六条。どんな犠牲があったとしても秘術を渡してはいけないんだ…絶対に!誰にも!それなのにお前がそんなんじゃあ俺達がいる意味がないじゃないか!関係ない?関係ない方がいいのか!?俺はお前を死なせないと契約したんだ!今すぐここから離れるんだ。壬晴を連れていけ零」
「壬晴がお前を助けようとしてるのにその物言いはなんだよ。死なせないと契約したのにお前が死んだら誰が壬晴を守るんだ!」
息継ぎなしに雲平先生に言った零
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